調査場所 伊勢市朝熊町県営サンアリーナ
調査日 6月13日
調査樹種 神宮ツツジ、他
担当樹木医 坂口卓也 (33号)、中村昌幸(1322号)
依頼内容 ・平成19年に移植した神宮ツツジの立ち枯れ原因と対策の相談
・里山としての景観保全と樹木の手入れの方法
・レンギョウ・ハナミズキの立枯れ・先端枯れの対策
・シダレザクラ、シダレウメの剪定方法など
調査・診断結果 枯れている神宮ツツジを診断したところ、立枯れではなく、不適切な植栽方法によル植え痛みが原因と判断した。
そこで植栽時に注意する点として、土壌の選び方や植栽方法、そして剪定の方法を具体的に指導を行った。
 
 


調査場所 松阪市春日町 3-180 海会寺公園 
調査日 9月3日
調査樹種 サクラ
担当樹木医 児玉重信(503号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 公園内のサクラの葉のつき方が少なく、枝先が枯れる症状が見られるが今後どうすれば良いか。
調査・診断結果 調査したところ、葉量はやや少なく、葉の小型化も確認された。全体として衰弱傾向であると判断された。様々な部分が枯損しており、一部の樹にはコスカシバの被害あり、全体として衰弱傾向である。原因としては根の衰弱とと考えられた。病害らしき症状も確認されたが、特定は出来なかった。
そこで、処置方法として枯れ枝の撤去、コスカシバの殺虫消毒作業、土壌改良の指導をした。





調査場所 松阪市東町66-4 東町公園
調査日 9月3日
調査樹種 ソメイヨシノ
担当樹木医 大石浩(646号)、坂口卓也(33号)
依頼内容 サクラの開花が少なくなってきたので今後どうしたらよいか。
調査・診断結果 ソメイヨシノを調査して、土壌不良による根部の衰弱や花芽形成時期に高温、乾燥の影響を受けやすかった。
そこで、枯れ枝の撤去、土壌改良などの指導を行った。





調査場所 東員町瀬古泉 字出口
調査日 9月29日
調査樹種 モミジ
担当樹木医 中村昌幸(1322号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 モミジの樹勢が衰えてきて今後どうしたらよいか。
調査・診断結果 モミジを診断したところ枯れ枝やキクイムシなどの穿孔やその幼虫のフラス(糞)も確認された。
そこで枯れ枝撤去、殺虫消毒、寒肥などの指導をした。





調査場所 菰野町音羽 浄正寺
調査日 9月29日
調査樹種 イヌマキ
担当樹木医 鈴木耕作(1300号)、石黒秀明(1254号)
依頼内容 イヌマキの樹勢が衰えてきて今後どうしたらよいか。
調査・診断結果 イヌマキを診断して健全な枝が多いが葉量は少なかった。日当たり良好だがお寺なので車や人通りが多いらしく土壌の硬化が確認された。
そこで参道に位置する根部周辺に大きく立ち入り禁止区域を設け、土壌を柔らかくなるような土壌改良、強剪定を避けるよう指導した。





調査場所 伊賀市柘植町 余野公園
調査日 9月14日
調査樹種 ヤマツツジ、モチツツジ
担当樹木医 児玉重信(503号)
依頼内容 ヤマツツジ、モチツツジの花が咲かなくなり、樹勢の衰退がみられ弱った枝にコケの付着が目立つようになり今後どうしたらよいか。
調査・診断結果 ヤマモミジ、ヤマツツジを診断して、ともに葉が矮小化し、新梢の伸長が見られず、枯れ枝も確認できコケの付着も多くみられた。周りが高木で囲まれているため日照不足のため樹高がが高いが葉量は少かった。
葉を食害するルリチュウレンジや花芽や新芽を食害するベニモンアオリンガが確認された。
そこで、根の若返りのため根切りを行い、培養土を入れるなどする、毎年少しずつ剪定を行い上層の枝をすき、下方に光が届くようにして新芽の発生を促すなどの指導をした。





調査場所 大台町大杉 宮川ダム
調査日 9月7日
調査樹種 ソメイヨシノ
担当樹木医 浦口良太(1012号)、坂口卓也(33号)
依頼内容 ダム湖周辺に植えられているソメイヨシノは老齢や病気により開花しない個体が多くなり植え替えなど今後どうしたらよいか。
調査・診断結果 ソメイヨシノを診断して植栽時から約50年〜60年なので衰退し始める樹齢でもあり、開花量の減少となる。
枝にはてんぐ巣病も多くみられた。
ソメイヨシノ周辺には多くの樹木が生育し桜並木の日当たりが悪い。この地域は年間雨量も多く日陰や湿地を好まないソメイヨシノにとっては環境条件も悪く、開花量の減少になる。
そこで衰弱、枯損した枝の落下の危険が予測される枝の撤去、日陰をつくる周辺樹木の伐採・剪定、通風条件の改善を指導した。





調査場所 鈴鹿市寺家町 鼓ヶ浦海岸
調査日 11月16日
調査樹種 クロマツ
担当樹木医 石黒秀明(1254号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 海岸にあるクロマツ林の腐朽部位(空洞)がある2本の空洞部の存在が樹木の健康状態に影響を及ぼすかどうか。
調査・診断結果 クロマツを調査して、2本をA、Bとする。
Aは周囲のクロマツよりやや樹勢が劣っているように感じられ、空洞部には以前コンクリートを詰めた跡があり、完全に枯損し腐朽部位がむき出しになっている。セメントの残っている部位も木槌打診によると内部は普及していた。
Bは大枝を切断した跡があり、その部位が腐朽し空洞化した。ウバタマムシの脱出孔が多数見られ、マツ材線虫病の予防のための樹幹注入を行っていた。
2本とも空洞部位で枯れていくのかというのは、考えにくい。空洞は材が腐ってできた結果で、死んだ組織であるため短期間で腰に至るとは考えられなかった。空洞が及ぼす影響は台風などの強風による東海です。
そこで、すでに設置されている支柱がクロマツの成長と加重に伴い枝に食い込んでいるため、将来的に折損する可能性があるため、取り外しやり直す必要がある。隣接する電柱、電線に枝が接触しており、このまま放置するとどちらか、または両方に損傷が考えられることを説明、指導した。





調査場所 松阪市飯南町 粥見振興局内
調査日 12月9日
調査樹種 アカマツ
担当樹木医 児玉重信(503号)、石黒秀明(1254号)
依頼内容 昨年6月ごろから葉枯れ、小枝の枯れが見られ、樹勢衰退が感じられどのような状態か。
調査・診断結果 3本のアカマツ(A、B、C)を診断して、Aは葉枯れと枝枯れが樹幹中央部に多く見られ衰退が進んでいる。Bは葉枯れ、枝枯れが比較的少ない。Cは薄い黄化葉が全体に見られる。3本とも衰退は深植え、排水の不良、さらに強剪定の影響があり、今後の衰退進行によっては枯損も考えられた。
そこで、湿性土壌の改善を行い、土中に酸素を取り込む処置を行い排水溝を設け雨水などが溜まらないようにし剪定回数を2〜3年に1度程度などの指導をした。





調査場所 松阪市飯南町 粥見5820-7
調査日 12月9日
調査樹種 サザンカ
担当樹木医 坂口卓也(33号)、石黒秀明(1254号)
依頼内容 市指定天然記念物に指定されているサザンカを次世代に伝えていくには、どうしたらよいか。
調査・診断結果 サザンカを診断して推定樹齢120〜150年生で大きさは県最大級である。山裾には見学者のための駐車場が設けてある。
樹冠の内部で日当たりの良くない部分の小枝に枯れが見られた。見学者の踏圧を受け地表面の土壌は硬くなる傾向である。
そこで枯れ枝の落下により、予期しない事故が起きる恐れがあるため早期の枯れ枝撤去、土壌硬化が進行しているため柵などを作り立ち入り禁止とするなどの指導をした。





調査場所 松阪市飯南町 向粥見374
調査日 2月8日
調査樹種 エドヒガンザクラ
担当樹木医 中村昌幸(1322号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 寺境内にあるエドヒガンザクラの樹木診断
調査・診断結果 エドヒガンザクラを診断して、幹の普及状況を確認するために木槌打診を行ったところ、幹、枝の大部分で普及による空洞が確認された。枝を切断した比較的新しい切り口が多くあることから、衰退は数年前から今も進行していると推察された。昔は木々と田んぼに囲まれた環境だったが、砂防ダムの建設、景観整備のために周辺木々が処分され、寺院の地道が切り取られ、アスファルトの道に変えられた際に重要な根が切られ、樹勢の衰退が始まったと推察された。
そこで、幹の腐朽が進行しておりその強度が落ちて、葉の着生や枝の伸長が増した場合強度不足に陥る可能性がある。成長具合を見て支柱を設置、樹勢が回復した際にこすれ枝など将来的に支障をきたす枝を整理することを指導した。





調査場所 松阪市笠松町
調査日 1月9日
調査樹種 河津桜の苗木を並木に仕立てるための剪定方法
担当樹木医 中村昌幸(1322号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 河津桜の苗木を並木に仕立てるための剪定方法
調査・診断結果 河津桜を診断して、田園地帯に走る用水路にあり日当たりも良好である。海岸が近く台風などによる風の影響を受けやすい可能性がある。
将来的に車両通行の妨げになる枝があった。河津桜の性質として、苗木から成長していく段階で芯に立ちにくいことが特徴なので剪定と支柱による誘引が必要と指導した。





調査場所 多気町波多瀬
調査日 2月26日
調査樹種 ヤマザクラ
担当樹木医 玉野 隆(202号)、中村昌幸(1322号)
依頼内容 樹勢回復治療後の状況が芳しくなく、樹勢衰退が進んでいるが今後どうしたのか。
調査・診断結果 平成19年に根系調査と樹勢回復のため土壌改良が行われた。腐朽根系から新しい発根が多くみられ、もともと根が全く無かった場所から新しい根が発見された。新しい枝の成長が旺盛であった。
そこで、枯れている主幹の伐採、可能な範囲での土壌改良を指導した。





調査場所 玉城町田丸
調査日 1月12日
調査樹種 クスノキ、サクラほか
担当樹木医 坂口卓也(33号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 石垣上のクスノキの巨大化に伴う石垣への影響
クスノキの樹冠の剪定
城郭内の老朽化したサクラの管理
城郭内の樹木が石垣へ及ぼす影響
調査・診断結果 クスノキを診断して、風圧による樹幹の傾きもなく、根張りの浮き上がりも認められなく石垣に影響を及ぼすことはないと考えられる。クスノキは孤立木であり、風圧軽減をするため前回枝下ろしをした位置付近で切断した。
サクラを診断して、サクラにとっては不向きな土壌条件で、土壌改良も行われず密植をしたため樹形も損なわれ、老朽化が促進された。 枝葉が込み合っている場合や樹幹腐朽が進み、萎縮しているなど支障が生じている木は大胆に伐採し、周囲を開放して日当たりをよくして隣接しているサクラの回復を期待する。てんぐ巣病枝は早急に切除し、切り口に傷口保護剤を塗布する。
石垣への影響は現時点では見受けられない。城壁斜面に成育している樹は何れも壮年期に達し、下方へ傾斜しているものが多く、根系は斜面表層を横走し、樹体を支持する垂下根は地下深くまで発達していないことがスギ倒伏現場の状況から推測された。






調査場所 伊勢市二見町209 二見町公民館
調査日 1月21日
調査樹種 クロマツ
担当樹木医 浦口良太(1012号)、石黒秀明(1254号)
依頼内容 昨年の9月〜10月ごろから一部が枯れ始め、落葉が多くなったが今後どうしたのか。
調査・診断結果 クロマツを診断して、台風の影響で直径10cm程度の枝のほか小枝も多数呼損しており、樹冠には枯葉が目立つ。この状態から葉枯れの原因は台風による風害であると考えられるが樹勢衰退につながるような大きな問題は見受けられない。
下枝の小枝を採取して診たところマツカキカイガラムシ、マツオオアブラムシの害虫が確認された。
マツの成長に伴うふところ枝などの枝枯れ。接近する他の樹木の接触・接近などの要因が重なったと考えられた。
そこで、風害対策として枯れ枝撤去や通風、各枝への日照条件を改善。接触・被圧木対策、虫害対策の指導をした。





調査場所 伊勢市岡本3-1-9 旧豊宮崎文庫跡
調査日 1月20日
調査樹種 オヤネサクラ
担当樹木医 中村昌幸(1322号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 オヤネサクラの樹勢診断
調査・診断結果 オヤネサクラを診断して、危機的な要因は見られなかった。幹が土堀の屋根瓦を押しつぶした状態で寄りかかっており、将来的には幹に致命傷を与える可能性がある。過去の写真と比較すると、強風の影響で徐々に傾きつつあると考えられる。周りのソメイヨシノに囲まれ、日照不足状態であった。
そこで、最大阻害要因である、ソメイヨシノによる日陰不足の改善、今以上に傾かないように支柱などで支える、多くの花見客でサクラの根元を歩かないように、散策用通路を設けるなどの指導をした。





調査場所 松阪市嬉野小原町1839 宝徳寺 aa
調査日 2月27日
調査樹種 ゴヨウマツ
担当樹木医 玉野隆(202号)、浦口良太(1012号)
依頼内容 枯葉が出始めている原因調査依頼
調査・診断結果 平成20年に土壌改良、樹幹整形治療を行っており、治療後順調に回復していると思われたが、新葉の枯れが所々目立ち始めた。
土壌調査をしたところ、土壌中に油かすの施用跡があり、未熟品が使用されたのか、悪臭が放っていた。近くに鯉池が漏水しており、樹勢が回復したころにまた池に水を張った結果、過湿な状態が続き、新根の成長が阻害され再度、衰退が始まったと思われる。
そこで、鯉池の漏水防止、土壌改良、頬杖支柱の設置を指導した。

   
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