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宮川堤のソメイヨシノの台風12号による折損被害調査

    開催日   : 平成30年8月4日 担当樹木医 中村 昌幸
対象樹木 : ソメイヨシノ 同行者 冨田ひろし
松岡理生
開催場所 : 宮川堤公園

 先日ご案内した台風12号による被害を受けたソメイヨシノの観察及び計測研修を宮川堤公園にて実施しましたのでご報告いたします。
大きな枝、もしくは主幹が折れた被害は約600本あるうちの5本が確認されました。この数字だけを見ると大したことはないように感じられますが、実際の状況を見るに市街地でこの被害が起こった場合の危険性はかなり大きいと感じた次第です。この5本に共通する状況は、折れた枝や幹の長さ(樹高)が7m〜10m程度であること、比較的樹勢が保たれている葉が多い枝および幹で、折れた箇所にはすべてに腐朽が存在したことでした。腐朽の状況は開口部があるものとないものがあり、内部腐朽(褐色腐朽がほとんど)により材の厚みが3pから5センチ程度になった部分や幹の50%程度が完全に腐朽している状況が確認できました。この結果は危険木診断やサクラの管理を行っていく上で参考になるケースと思いますので、いずれ発表できる機会に詳しくご報告したいと思います。

 
 ■熱心に計測する二人

 ■ 折れた部分



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